

血液検査のキット
インプラントが出来ない方の一つに、糖尿病の方や喫煙者の方がいます。
ご存じのようにインプラントは金属チタンと骨がくっつく作用を利用した歯の回復方法。糖尿病や喫煙者の方は、この骨とチタンが結合する作用が起こりにくい傾向があります。結果的に成功率が下がります。
当院ではあらかじめ問診を行ってから、そのような疑いのある方には採血による血液検査を行っております。ヘモグロビンなどの血液中に含まれる様々な成分をチェックし、これにより全身の健康状態を把握し、インプラントを埋入できるかどうか判断しております(患者さまの同意を得てから行います)。
糖尿病の疑いのある方・喫煙をされている方は、なるべく食生活・運動や喫煙を見直し、手術当日までに全身状態を少しでも改善することにより、「インプラントと骨の結合」を早めることが可能となります。
結果として、インプラントの初期固定と予後をなるべく良い状態に持っていくことができます。
糖尿病と歯周病の相関関係

健康な歯ぐきと歯周病の歯ぐき
歯を失う一番の原因は歯周病。
糖尿病は歯周病との相関関係が強い病気です。※1
糖尿病が悪化すれば歯周病もさらに進行します。
逆に歯周病の進行も糖尿病の悪化に影響します。
成人の5人に1人は糖尿病予備群と言われています。歯科の検診を機会に、ご自身の生活習慣を見直してみませんか。
ご自身の今ある歯を少しでも長持ちさせるために、歯周病予防は大切だと考えます。
※1糖尿病になると免疫機能が低下し、歯周病菌の繁殖を抑えにくくなります。また口腔内の糖の量も増え、歯周病菌の栄養源となります。さらに菌の繁殖を抑制するのに効果がある唾液の分泌が抑えられます。
歯科に限らず、外科手術には血液検査が一般的です

採血による血液検査が一般的です
インプラントや親知らずなどの抜歯も、他の体に行う外科手術と同様に「外科処置」なんです。
本来、医療では、手術の前に血液検査を行うのは必然の行為なのですが、歯科一般診療所ではその意識がほとんどありません。
これからの時代はますます、他科との連携、同じ歯科同志の連携が必要であると考えます。
当院は、近隣の内科と提携し、内科への対診も行っております。
インプラントが世間に認知され一般的な治療方法になりつつある今、高齢化社会に向け、私たち歯科医院側もますます安全性を考えなくてはなりません。










